粉ふるい
kouglof
お菓子作りでは小麦粉などの粉類はふるって使います。
ふるう作業が面倒だ、という声をよく聞きます。
粉ふるいをスピーディに楽にできる道具がありますので、試してみてください。
Contents
粉をふるいにかけるとは?
専用の粉ふるいや目の細かいざるに粉類を入れ、紙の上、あるいは生地に直接ふるい落とす作業です。
ざるに残ったものは上から押さえて網目を通します。
なぜ粉をふるわなくてはいけないの?
粉のだまが生地に入らないよう、取り除くために行います。
粉をふるわないとだまが残り、その部分だけ焼いても生焼けになってしまいます。
また、ふるいにかけることによって、粉に空気が含まれ、お菓子が軽く仕上がります。
ふるわなくてもOKな粉
ふるいにかける必要性をお話ししましたが、ふるわなくてもいい粉もあります。
- 強力粉
- 中力粉
- 米粉
これらは粒子が細かく、だまにならないので、ふるわなくても構いません。
ただし、他の粉と一緒に使う場合(薄力粉と中力粉を混ぜて使う場合など)は、合わせてふるいましょう
粉をふるうための道具
専用の粉ふるいもありますが、目の細かいざるで構いません。
ハンドル式の粉ふるい
パール金属(PEARL METAL) 日本製 自動 粉ふるい
片手でハンドルをかしゃかしゃ動かしてふるうタイプです。
メリット
- きめ細かくふるえる
- 片手で楽にふるえる
- 周りに飛び散らない
デメリット
- 手が疲れる
- ふるうのに時間がかかる
- 中に粉が詰まりやすい
- カシャカシャ音が気になる
- 壊れることがある
裏漉しタイプの粉ふるい
裏漉しをするときに使うざるを粉ふるいにも兼用できるタイプです。
メリット
- 一度にたくさんふるえる
- 周りに飛び散りにくい
デメリット
- 収納場所を取る
- 縁の部分に粉がたまる
私が使っている粉ふるい

ハンドルタイプと裏漉しタイプをご紹介しましたが、私が使っているのは手付きざるです。
メリット
- 持ち手がついているのでふるいやすい
- 底に脚が付いていないのでふるいやすい
- 目詰まりしない
- 短時間で作業できる
- ふるう以外にも裏漉しや水切りなど、他の用途にも使える
- 裏漉しをするときにはボウルにひっかけて作業できるので使いやすい
- 作りがシンプルで洗いやすい
- 他のざると重ねて収納できるので省スペース
デメリット
- 粉が飛び散りやすい
おすすめの粉ふるい
ハンドル式と裏漉し兼用タイプ、手付きざるを紹介してきました。
ハンドル式は粉がきめ細かくふるえるところはいいのですが、デメリットを考えるとここまで必要ないかな、というのが正直な感想です。
また、私は裏漉しネットを使っているので、収納スペースなどを考えると裏漉し兼用タイプも必要なさそうです。
ということで、作りがシンプルで目詰まりせず、ふるいやすい手付きざるをおすすめします。
シングルストレーナー 15cm 14メッシュ(ふるい)ABOUT ME