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長さ、太さ、重さで選ぶ麺棒

kouglof

お菓子作りに特化した道具に当てはまるのが麺棒。

もっていない、という方もいらっしゃるかもしれません。

ラップの芯などで代用していただいても構いませんが、千円以内で買えるものもありますので、お菓子を作る方でしたら1本揃えておかれるといいと思います。

とはいえ、太さや長さがいろいろあり、麺棒もまた選ぶのに悩んでしまう道具ではないでしょうか。

選ぶ時のポイントから見ていきましょう。

麺棒を選ぶ時のポイント

長さ

餃子の皮用の小さなものから、蕎麦打ちに使われるような長いものまで、様々ですね。

お菓子作りに使うのでしたら、35〜50㎝くらいのものがおすすめです。

おすすめと言いつつ、結構幅を持たせていますが、これには理由があります。

長めの方が少ない力で生地を伸ばしやすいというメリットがある一方、キッチンなどの狭いスペースだと、そのメリットを生かしきれません。

なので、理想的には45〜50センチくらいあるといいのですが、お菓子を作るスペースに合わせて選んでいただけたらと思います。

太さ

太さは直径3㎝〜4.5㎝がおすすめです。

実際に私は直径3㎝の細めタイプと直径4.5㎝の太めタイプの2本持っています。

長さと同様に、細いものよりも太い方が力がかかりやすく、省エネで楽に生地を伸ばすことができます。

どちらでも構いませんが、力の要るバターの生地を伸ばすことが多い方は太めタイプ、力が必要ないオイルの生地を伸ばす方には細めタイプをお勧めします。

重さ

麺棒を選ぶのに大切なのが重さです。

軽すぎるものですと、力が入りづらく、結果として伸ばすときに体への負担がかかります。

一方、重い麺棒は少ない力で伸ばすことができますが、出し入れの際に気になるかもしれませんね。

軽すぎないもので、持ち運びが苦にならない重さのものを選んでみてください。

材質

いろいろな材質の麺棒がありますが、おすすめは木製1択です!

木製のメリット
  • 適度な重さがある
  • 手から滑りにくい
  • 生地がくっつきにくい
  • 使い込むほどに手になじみ、風合いとつやが増してくる

デメリットとしては洗った後、よく乾かさないとかびたり、匂いが残ったりする点が挙げられます。

プラスチック製のものは衛生的ではあるのですが、手になじみにくく、滑りやすいのと、軽すぎる点が木製に比べて使い心地が劣る理由です。

私が使っている麺棒

霜鳥製作所 木製 ケーキめん棒 中 3x36cm 日本製

細めの麺棒を探してみて、似たサイズのものをいくつか試しましたが、重さがちょうどよかったのが、画像中央の麺棒でした。

軽すぎず、重すぎず、長すぎず、短すぎず、家庭でお菓子作りをするのに1本選ぶならこちらをおすすめします。

使い始めて1年半ほどになりますが、つやが増して、愛着が出てきました。

霜鳥製作所 木製 ケーキめん棒 中 3x36cm 日本製

cotta めん棒 40cm

太めで手頃な長さの麺棒を探して見つけたのがコッタオリジナルの麺棒です。

太めの麺棒は50㎝以上のものがほとんどの中、直径4.5㎝、長さ40㎝のサイズはキッチンで使うのに取り回しがしやすく、使い勝手がよいです。

しっかりとした重さが感じられ、バターを使った折り込みパイなどを作るときには欠かせません。

cotta めん棒 40cm

マトファー麺棒

30年近く愛用しているのが、フランスの老舗製菓道具会社マトファーの麺棒です。

材質は確かナナカマドだったと思います。

直径4.5㎝、長さ50㎝の麺棒です。

重いので、薄い生地なら上に乗せるだけでも伸びてしまいます。

太さも長さもあるので、軽く力を入れただけて伸びますし、丸く伸ばす作業もやりやすいです。

長く使い込むうちに自分の手の延長の用になってきました。

ただ、最近は重さが気になり始め、主役はコッタの麺棒に。

MATFER(マトファ) めん棒 140007 ツゲ フランス

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吉川文子
吉川文子
菓子研究家
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